赤ちゃん成長ガイド

赤ちゃんの行事一覧

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お七夜(おしちや)

 赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に、赤ちゃんが無事に生まれたことを祝い、これからのすこやかな成長を願って行うお祝い行事です。
 産まれた当日を1日目と数え、誕生日の6日後がお七夜となります。
(例)1日に生まれた赤ちゃんの場合、7日の夜がお七夜です。

お七夜 命名書

 地域によって違いがありますが、基本的な流れとしては赤ちゃんの名前を書いた「命名書」を披露して、お祝いの食事をします。最近では記念に「手型・足型」を取られるご家庭も増えています。
 「祝い膳」はお赤飯や鯛の尾頭つきなどが定番ですが、用意するのは大変ですのでご家族の好みの食事で問題ありません。
 現在はお七夜用の「祝い膳」を仕出ししてくれるところや宅配もありますが、お寿司やオードブル、ケーキなどを買ってきて「祝い膳」とするご家庭も多くなっています。
 産後間もないママが負担にならないように【我が家流】でお祝いしてみるのもいいですね。
◎赤ちゃんの名前が決まったら、出生届を出しましょう。 提出は生後14日以内とされています。

お宮参り

お宮参り

 お宮参りは、生まれた土地の守護神である産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)に赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝えるとともに、これからの健やかな成長をお祈りする儀式です。

 お宮参りに行く時期は、正式な習わしでは 生まれた日を1日目として数え、男の子は生後31日目~32日目、女の子は生後32日目~33日目 に参拝するとされています。

 正式な時期はありますが、あまり体力のない赤ちゃんや産後間もないママにとっては大変な行事です。しきたりにとらわれず、真夏や真冬など気候が厳しい時期は避け、赤ちゃんとママの体調を最優先に考えつつ、ご家庭の都合に合わせて柔軟にお祝いしましょう。 また、地域によっては生後50日目や100日目に行うところや、「お七夜」や「百日祝い」など別の行事と合わせて行うところもあります。

のし袋表書き

のし袋(中袋)書き方

お金の入れ方

百日祝い(お食い初め)

お食い初め

 お食い初めとは、わが子が一生食べ物に困らないようにという願いをこめて行われる儀式です。「真魚(まな)始め」「食べ初め」、初めて箸を使うので「箸揃え」「箸初め」、また「歯がため」とも呼ばれるほか、祝う時期が生後100日前後であることから「百日(ももか)の祝い」と呼ぶ地域もあります。
お食い初めの時期は、一般的には 赤ちゃんが生まれてから100日目 に行うといわれていますが、地域によっては110日、120日目などに祝うところもあります。

 その日にお祝いしなくてはいけないということはありませんので、赤ちゃんの体調やご家庭の都合に合わせて日取りを決めましょう。

🌷祝い膳🌷

 祝い膳は、男の子は朱塗り、女の子は内側が朱で外側が黒の漆器を使い、料理を赤ちゃんに食べさせるまねをするときは、「柳箸(やなぎばし)」を使うとされていますが、最近では、お食い初めのあとも使える食器を購入するご家庭も増えているようです。
 お食い初め祝い膳のメニュー は、地域によって異なりますが、一般的には「一汁三菜」が基本です。

お食い初め 祝い膳
献立例

【鯛皿】尾頭付きの鯛(または海老)

【飯椀】赤飯が一般的ですが、白いご飯、栗ご飯なども

【汁椀】はまぐりや鯛の吸い物

【煮物椀】季節の野菜の煮物、椎茸・レンコン・にんじんなど

【つぼ椀】酢の物・香の物など

【高杯】赤ちゃんの歯が丈夫になるように歯固めの小石(福石)や、しわができるまで長生きするようにと長寿を願って梅干しなど

※ 石のように丈夫な歯が生えるようにとお祈りをし、箸を小石に触れて、その箸を赤ちゃんの歯茎に当てます。小石は参詣した神社の境内で拾ってきたり、最近ではお食い初め食器を扱っているお店で購入することもできるようです。

ハーフバースデー

離乳食ケーキ

 正式な行事ではありませんが、赤ちゃんが生まれて6ヶ月目(半年)にお祝いするのが、ハーフバースデーです。
 ますます感情表現が豊かになり、動きも活発になってくる生後6ヶ月。
 特に決まった形式はありませんので、手づくり離乳食ケーキを作ってみたりなど、アイデア満載の「我が家流」でお祝いしてみてはいかがでしょう😊

初誕生日(はつたんじょうび)

一升餅

 赤ちゃんが初めての誕生日を迎え、無事に育ったことを喜び、これからも一生すこやかに育つことを願いお祝いする行事です。
 一生分の食べ物になぞらえた「一升餅」を用意し、その一升餅を赤ちゃんに背負わせてお祝いをします。

🌷一升餅🌷

 別名「誕生餅」とも呼ばれ、初誕生日に使う伝統的なお誕生祝いのお餅のことです。一升のもち米を餅にしたもので、重さはおよそ2kgにもなります。

一升餅

 地域によっては、誕生祝い餅、踏み餅、立ち餅、転ばせ餅、転ばし餅、背負餅(しょいもち)、しょわせ餅、力餅、タッタラ餅など呼び方は様々です。

     人間の一生と餅の一升とをかけて、
  • 一生(一升)食べるのに困らないように
  • 一生(一升)健康に育つように
  • 一生(一升)丸く円満な人生を送れるように
  •  などの願いが込められています。

初節句(はつぜっく)

 赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句が「初節句」です。

初節句

◎生まれてすぐに初節句を迎える赤ちゃんはどうしたらいいのか悩んでしまうかもしれませんが、無理をする必要はありません。初節句のお祝いをするのに、 こうしなければならないという決まりはありませんので、翌年にお祝いしても問題ありません。
 赤ちゃんとママの体調を最優先に考えて決めるとよいですね。
 最近ではお宮参りやお食い初めが済んでから、初節句をお祝いするご家庭が多いようです。

🎏 端午の節句(5月5日)【男の子】

飾り

子どもの日 五月人形
  • 五月人形
  • 鯉のぼり

 男の子が丈夫にたくましく成長していくことを祈り、また、一族の繁栄を願う伝統的なお祝い行事です。
 端午の節句に飾る五月人形(鎧や兜)は身体を守るものという意味から、病気や事故から子どもを守ってくれるようにという願いが込められています。また、こいのぼりには立身出世の意味があり、どちらの飾りも子どもの成長を願う大切な飾りです。

端午の節句をお祝いする食べ物

子どもの日 タケノコ
子どもの日 鯛
子どもの日 柏餅
  • 柏餅
  • ちまき
  • カツオ、ブリ
  • たけのこ

 端午の節句は、子どものすこやかな成長と無病息災を願い、お祝いする行事です。
 地域により違いはありますが、柏餅やちまき、鯛や出世魚、たけのこなどの食べ物を用意してお祝いをするのが一般的です。

🎎 桃の節句(3月3日)【女の子】

桃の節句 ひな人形

飾り

  • ひな人形
  • 桃の花や紅白の梅、桜、橘、菜の花、など

 桃の節句は、女の子のすこやかな成長と幸せを願いお祝いする行事です。
 五節句のひとつで、本来は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といいます。
 桃の節句と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つためと言われています。また、桃の節句にひな人形を飾ることは「子どもがすこやかで優しい女性に育つように」「子どもに災いがふりかかりませんように」という願いが込められています。
 昔は紙や木で作った人形を川に流して厄払いをする「流しびな」という風習がありました。「女の子の穢れを人形にうつし、身代わりとなって厄災を引き受けてもらう」というものです。それが時代とともに、ひな人形をその子の形代と考え「どうぞ災いがふりかかりませんように」とひな人形を飾るようになったそうです。

桃の節句をお祝いする食べ物

桃の節句 ひなあられ
桃の節句 ちらし寿司
  • ひなあられ
  • 菱餅、桜餅
  • はまぐりのお吸い物
  • ちらし寿司、てまり寿司
  • 白酒、甘酒

 桃の節句は、子どものすこやかな成長と幸せ、無病息災を願うお祝いする行事です。縁起物や子どもの好きなものを取り入れ、愛情たっぷり「我が家流」でお祝いしてみてはいかがでしょう😊

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