赤ちゃん成長ガイド

はいはい~つたい歩きの頃(9~11ヶ月頃の赤ちゃん)

首すわり~寝返りができる頃の赤ちゃん 親子遊び おもちゃ 絵本

音楽に合わせて体をゆらゆら🎵
ママのまねっこもできるよ!

はいはい

 はいはいをして自分で移動できるようになり行動範囲がぐんと広がると、ひとりであっちこっちと移動しながら遊ぶようになります。音の出るおもちゃや動くおもちゃを喜び、少しの間はおもちゃに興味を集中させて、一人遊びができるようになってきます。好奇心旺盛な赤ちゃんにとって、おもちゃだけでなく、手の届くところにあるものは何でも好奇心の対象になります。静かだなーと思っていると、ひそかにいたずらしていることも。新聞や本を破いたり、ティッシュの箱から中身をすべて引っ張り出したり、本棚から本を出しカバーを外したりしていることも。
 また月齢が進むにつれ、音楽にあわせて一緒に体をゆらゆらさせたり、つかまり立ちをして腰をフリフリしたり、声を発したりとかわいい姿が見られるようになります。ママやパパも赤ちゃんと一緒にいろいろな音楽を聴いたり、体を動かしたり、赤ちゃんにたくさん歌を歌ってあげましょう。
 また、大人のしぐさのまねもするようになり、「バイバイ」と手を振るしぐさをまねたり、「パチパチ」と拍手や、「バンザイ」と両手を上げたりする赤ちゃんも。赤ちゃんがまねしやすい動作をたくさん見せて、たくさん話しかけて、楽しく一緒に遊びましょう。

 自分で移動できるようになると、赤ちゃんの行動範囲はぐんと広がりますので、今まで以上に安全対策には注意が必要となります。
 家庭内の不慮の事故で亡くなった、0歳児の死亡原因の9割以上が食物や誤飲、ベッドまわりでの「窒息」によるものです。これは病気などとは違って親が未然に防ぐことができます。母子手帳のページにもありますが、赤ちゃんの口は意外に大きなものも入り、直径39mm以下のものは誤飲や窒息のおそれがあります。悲しい事故が起こらないように、赤ちゃんの行動範囲にあるものや、手の届くところをこまめにチェックすることが大切です。
 「たぶん大丈夫。」と、ちょっとした油断が思わぬ事故につながる場合があります。赤ちゃんの目線で見て、十分に注意をしましょう。

はいはい~つたい歩きの頃
ふれあい親子遊び・おもちゃ

はいはい

 振ると音がするガラガラ、吹くとプップと鳴るラッパ、ボタンを押すと音が出るおもちゃなどが大好き。またママが積んだ積み木やブロックをガラガラと崩して遊んだり、お気に入りの音楽に合わせて体をゆらゆさせたり手を叩いたりと、遊びの幅がどんどん広がってきます。
 また、まねっこ遊びも大好きで「ばいばい」「ぱちぱち」「ばんざい」などの動作や、「あわわ」「ばあ」などママの言葉をまねてくりかえしたりして遊ぶ赤ちゃんも。ただし赤ちゃんには個人差がありますので「ばいばい」などの動作をまねしないからといって心配になることはありません。

親子絵本 読み聞かせ
 今まで絵本にあまり興味を示さなかった赤ちゃんでも、絵本に関心を示しはじめたりします。「いぬ」「ねこ」「りんご」「ばなな」「自動車」や「ばいばい」「ばんざい」などの動作が描かれている、絵だけのシンプルなものから見せてあげ、ママがその絵の名前や動作名などを赤ちゃんに読み聞かせてあげましょう。

 子どもの成長や発達のペースには個人差があります。はいはいやつたい歩き、あんよなど、できるようになる時期が早い子、のんびりな子とみんなそれぞれです。
 身長・体重やその月齢でできることなど、成長のようすはだいたいの「めやす」であって、必ずしも当てはまらなければならないものではありません。あくまでも子育てに関するヒント、成長・発育、発達の参考として活用してくださいね。子どもの日々の成長を見て、発達にあったおもちゃを用意して一緒に遊びましょう😊

ふれあい親子遊び

※ 赤ちゃんが嫌がるときはすぐにやめましょう!

  • ハンカチやヒモを使って、つなひき遊び。ガーゼハンカチやヒモなどの端を持たせて、ひっぱりっこしましょう。赤ちゃんが握りやすいように端に結び目を作ってあげるといいですよ。
    ※座らせて行う場合は、赤ちゃんが後ろに倒れても安全なように、布団の上やクッションを敷くなどしておきましょう。
  • 親子遊び 段ボール電車
  • 段ボールやキャスター付きの衣装ケースに赤ちゃんを入れて、ゆっくり引っ張ってあげましょう。お気に入りのぬいぐるみやも一緒に乗せて、ガタンゴトン電車ごっこです。
    ※段ボールを使うときは、薄い箱だと破ける場合がありますので注意しましょう。
  • 手やハンカチなどを使ってママの顔を隠して、「いないいないばあ」
    ※赤ちゃんが楽しめるように、ゆっく~り「いな~い、いな~い、ばあっ!」と遊びましょう。
  • 足の力も強くなってきます。赤ちゃんをママのひざの上にのせて、両わきの下・胸のあたり(胸骨)を手で支えながら立たせると足を突っ張って、ぴょんぴょんと楽しそうに跳ねたりします。これがタッチの練習にもなります。
  • パパやママの足の甲に赤ちゃんの足をのせ、赤ちゃんの手をしっかり握って、元気良く「いっち、にー、いっち、にー」。あんよを体験させてあげましょう。
  • ママの足やバスタオル・布団などを使って障害物を作り、赤ちゃんをはいはいで乗り越えさせてみましょう。
  • はいはいでおいかけっこをしましょう。
  • 赤ちゃんの目の前で、お気に入りのおもちゃをタオルやクッションなどで隠し「どこかなぁ?」、赤ちゃんに見つけさせて遊びましょう。
  • 親子遊び ふれあい スキンシップ
  • 「ばいばい」「ぱちぱち」「ばんざい」などの動作や、「あわわ」「ばあ」などママの言葉などのまねっこ遊びをしてみましょう。
  • 「ちょうだい」「どうぞ」「ありがとう」と おもちゃの受け渡しをして遊びましょう。
  • 手遊び歌を歌ってあげながら、赤ちゃんと一緒に遊びましょう。赤ちゃんが真似やすいようにゆっくりやってあげましょう。
  • ぞうさん「パオーン」、イヌさん「ワンワン」、ネコさん「ニャーニャー」、ブタさん「ブーブー」など、動物の鳴きまねをして遊びましょう。
    絵を見せながらだともっと良いですね!
  • 顔や体の名称を触れあいながら教えましょう。
    「あたま、目、鼻、ほっぺ、おへそ、おしり、おてて、おひざ、あんよ」など。
  • ママの服についているボタンやファスナーで遊んでみましょう。
  • 赤ちゃんをひざの上や足の間に座らせて、絵本を読んであげましょう😊
元気いっぱい!はいはいで遊ぼう🎵

 ハイハイを促すためには、動くおもちゃが最適!
 いろいろな方向へ動くおもちゃは、好奇心旺盛な赤ちゃんは追いかけたくなっちゃいますね😊また、この時期の赤ちゃんは手先が器用になり、たたく・さわる感触を楽しめるようになってきます。いろいろなしかけがあるおもちゃは赤ちゃんの好奇心を満たしてくれます。

カタカタ 手押し車
カタカタ・手押し車

 カタカタで遊びながら、あんよの練習。歩くための体のバランスのとり方を練習できます。
 押して歩くと人形やしかけがカタカタと音を立てるので赤ちゃんは夢中になって遊びます。また、立ったりしゃがんだりすることで運動になることはもちろん、押して歩くことでバランス感覚も養われ、赤ちゃんのあんよの練習になります。カタカタは自分で「つかまり」「押して歩く」、この時期にはぴったりのおもちゃです。

※ 注意
 つたい歩きができるようになると、手押し車(カタカタ)で遊べるようになります。手押し車は遊びながらあんよの練習にもなり、赤ちゃんも喜びます。ただし、最初のうちは手押し車の方が赤ちゃんよりも先に進んでいったりして、赤ちゃんが転倒する場合がありますので、スピード調節できるものは赤ちゃんの動くスピードに合わせて調節し、必ず大人がそばについて十分注意してあげましょう。

いたずら遊び
いたずら遊び

 赤ちゃんのいたずら遊び!実はすべて『赤ちゃんの成長』につながっているのです😊
 たとえば、赤ちゃんの大好きなティッシュ。実はいたずらしているわけではなく、つかんで引き出すという動作を楽しんでいるのです。
 同じく新聞紙などを「ビリビリクシャクシャ」するのも、クシャクシャ紙の形が変化したり、ビリビリすると音が出ることを楽しんだりしているのです。この動作、両手を上手に使うことが必要なため実は難しい動作なのです。このように遊びを通して赤ちゃんはどんどん手先が器用になっていきます。ママは後片付けが大変ですが、赤ちゃんの成長をやさしく見守り、おおいに遊ばせてあげましょう。とはいっても、本物のティッシュでは大変なので、ボックスティッシュケースまたはボックスティッシュの空き箱に、ハンカチや切った新聞紙などをティッシュペーパーのように折り畳んで入れ、思う存分引き出させてあげましょう。

リズム・楽器

 叩いて、振って、音のなる楽器のおもちゃは、赤ちゃんの五感を刺激し、心身の健やかな成長を促します。

ぬいぐるみ

 ぬいぐるみでお話しましょう。
「○○ちゃん、こんにちは」と声をかけて、ぬいぐるみで赤ちゃんのほっぺや手、お腹にやさしくチュッ

知育玩具
知育玩具

 想像力、考える力、指先の練習に。
 赤ちゃんの成長や発達のペースには個人差があります。できないもの、興味のないおもちゃで無理に遊ばせず、赤ちゃんが楽しんで遊ぶおもちゃで一緒に遊びましょう😊

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