赤ちゃん成長ガイド

生後1ヶ月の赤ちゃん

赤ちゃん 生後1ヶ月 身長、体重

生後1ヶ月

平均身長 平均体重
男の子 50.9~59.6cm 3,530~5,960g
女の子 50.0~58.4cm 3,390~5,540g
  • 顔の近くで動くものや、赤色などはっきりした色のものを認識できるようになります。
    また、目の前でゆっくり動くものを少し目で追うこと(追視)もできるようになります。
  • 耳はしっかり聞こえていて、音がする方へ顔を向けたりします。
  • おっぱいを上手に飲めるようになります。
  • 皮下脂肪がついてきて手足もプクプク、全体的に丸みをおびて、ふっくらとした赤ちゃんらしい体つきに。
  • 赤ちゃんもママも1ヶ月検診(産後検診)を受けましょう。
  • 生後1~3ヶ月は体重が1日約25~30g増加。身長の伸びは月3~5cmほど。

 母子手帳の 身体発育曲線 グラフや、育児書・インターネットなどでの赤ちゃんの発育が気になるのは当然ですが、当サイトも含め、これらはあくまで「平均値」であり、赤ちゃんはそれぞれ個性・個人差がありますので体が平均より小さい、逆に母乳をたくさん飲み平均よりかなり大きい、髪がほとんど生えていないなど、ママは心配になることがあるかもしれませんが1ヶ月検診で問題がなければ大丈夫!赤ちゃんは一日一日、しっかり大きくなっていますので、やさしく見守っていきましょうね😊

◎母乳育児の場合、ミルクと違って飲んだ量がわからないので、「母乳不足では」と心配になり、授乳前後に体重測定をしたりと不安になるママも多いようですが、赤ちゃんの機嫌が悪くないなら神経質にならなくて大丈夫です!自信を持って母乳育児を続けましょう!それでも心配なときは 1ヶ月健診のときに確認したり、母乳外来へ行ってみましょう。

少しずつ起きている時間が長くなってきます

 まだ昼と夜の区別はつきませんが、少しずつ起きている時間が長くなってきます。何かをじーっと見つめたり、手足をバタバタさせたり、微笑みかけてくれたり(新生児微笑) 、ごきげんのときには「あー、うー」と声を出したり、色々なかわいい姿を見せてくれるようになります。

※ 睡眠時間には個人差があり、寝てばかりいる赤ちゃんもいれば、あまり寝ない赤ちゃんもいます。

新生児微笑

 赤ちゃんの寝顔をじっと見ていると、ニコッと笑顔のような表情をみせてくれることがあります。この笑顔は「新生児微笑(生理的微笑)」といって、実は生理的なもので、楽しかったりうれしかったりして笑っているものではありません。でも、この微笑みは、一瞬にして育児疲れも不安をも吹き飛ばしてくれる、ママにとっては「最高のごほうび」ですよね。

 

おっぱいを上手に飲めるように

 おっぱいをじょうずに飲めるようになり、「ゴクゴク」と飲む音が聞こえることも。吸啜力(吸う力)がつき、まとめてたくさん飲めるようになり、授乳間隔も2~4時間おき、1日8回前後と安定してきますが、赤ちゃんによっては授乳リズムができるまで3~4ヶ月かかる子もいますので、あせらずに赤ちゃんのペースにあわせてあげましょう。

※ 赤ちゃんは、「ママに甘えたい」「不安」「おしゃぶり代わり」「眠い」などのときにもおっぱいを欲しがります。 おっぱいは赤ちゃんのお腹だけでなく『心も満たす』ものですから、あまり授乳間隔や回数は気にせず、赤ちゃんが欲しがるときにはどんどんあげましょう。 母乳はミルクと違って、月齢が進むとともに授乳回数が減ってくるとは限りませんので、回数や間隔について、あまり心配しすぎないようにしましょう。

ゲップについて
ゲップ

 赤ちゃんは母乳やミルクと一緒にたくさん空気を飲み込んでいるので、おっぱいをあげた後はゲップさせてあげましょう。
 ゲップのさせ方は、授乳の後、赤ちゃんを肩にかつぎあげるように抱っこし、赤ちゃんの頭を自分の肩の上にのせ、背中を軽くトントンとたたいたり、赤ちゃんの背中の下から上へ(胃のあたりから頭のほうに向かって)大きく、ゆっくりとさすってあげるやり方などがあります。しばらく続けても、なかなかゲップが出ないときは、一度赤ちゃんを横にしてみてから、もう一度抱っこしてさすったりするとうまくゲップが出る場合もありますが、ゲップが出ない時もありますので、あまり神経質になる必要はありません。

おしっこ・うんち

 おしっこやうんちは、ある程度ためておくことができるようになり少しずつ回数が減ってきます。授乳のたびにうんちをしていた赤ちゃんも、1日に数回程度に減ってきます。うんちの色・量・形は、ママの食事やミルクの種類によって変わりますので、特に「これが健康なうんち」というのはありませんが、母乳の赤ちゃんは黄金色だったり、ミルクを飲んでいる赤ちゃんは緑色だったりします。母乳の赤ちゃんは、うんちがゆるめです。
 おむつ替えのときは、うんちの色や固さなどもチェックし、白色・黒色・粘液や血液の混じった血便・水様便で普段よりも回数が多いなど、普段と違う場合は病気の可能性もありますので、すみやかに小児科医に相談しましょう(その際は、そのおむつを病院に持っていくことを忘れずに!)

※ 赤ちゃんは股関節脱臼をしやすいので、おむつ替えのときは足をもたずに腰を支えてあげましょう。

外気浴をさせましょう

散歩

 1ヶ月を過ぎれば、お散歩へ出かけてもOK!暑い時期は午前中や夕方、寒い時期なら午後の暖かい時間帯を選んで、赤ちゃんに外気浴をさせてあげましょう。外の空気・光・色々な音が刺激になって、赤ちゃんの心や体の発達を促し、昼夜の区別がついてくるようになります。
 最初は、天気が良く赤ちゃんの機嫌がいいときに、ベランダへ出たり、家の周りを少し歩いたり、1日5分くらいからはじめてみましょう。慣れてきたらベビーカーで近くの公園などへお散歩してみましょう。ママにとっても気分転換になりますよ。

※ 直射日光があまりあたらないように気をつけましょう。

一緒にお風呂に入っても大丈夫

 赤ちゃんのおへそがかわいていれば、大人と一緒にお風呂に入っても大丈夫です。ただし、赤ちゃんはのぼせやすいので、お湯の温度は38~40℃、入浴時間はトータルで15分を目安にし、赤ちゃんを洗うときは、頭と首をしっかり支えて洗いましょう。  パパやおばあちゃんなど、誰かに手伝ってもらえる場合はいいですが、ママが一人で入れる場合は、赤ちゃんのお世話でゆっくり着替えている時間がありませんので、ママの湯冷め対策にも「ママ用バスローブ」があると便利です。

1ヶ月検診を受けましょう

 赤ちゃんもママも 1ヶ月検診(産後検診)を受けましょう。
 ほとんどの場合、出産した病院で行います。赤ちゃんの発育はもちろん、ママの産後の体の回復状態を診てくれる大切な検診ですので、必ず受診しましょう。病院によっては別々の日に行う場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
 1ヶ月健診では赤ちゃんの身体計測をして全体的な体の成長、先天異常の病気の有無などをチェックします。とくに体重が順調に増えているかどうかが大切で、目安としては出生時より700g~1kg増と言われていますが、体重の増え方は赤ちゃんによって個人差がありますので、とくに医師や助産師から指導がなければ、あまり心配しすぎないようにしましょう。
 授乳やうんちのことなど、赤ちゃんのお世話で気になることがあれば、あらかじめ母子手帳などにメモをしておき、この機会に相談するようにしましょう。

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🌷イベント🌷

お宮参り

お宮参り

 お宮参りは、生まれた土地の守護神である産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)に赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝えるとともに、これからの健やかな成長をお祈りする儀式です。

 お宮参りに行く時期は、正式な習わしでは 生まれた日を1日目として数え、男の子は生後31日目~32日目、女の子は生後32日目~33日目 に参拝するとされています。

 正式な時期はありますが、あまり体力のない赤ちゃんや産後間もないママにとっては大変な行事です。しきたりにとらわれず、真夏や真冬など気候が厳しい時期は避け、赤ちゃんとママの体調を最優先に考えつつ、ご家庭の都合に合わせて柔軟にお祝いしましょう。
 また、地域によっては生後50日目や100日目に行うところや、「お七夜」や「百日祝い」など別の行事と合わせて行うところもあります。

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