首すわり~寝返りができる頃(3~5ヶ月頃の赤ちゃん)

興味のあるものに手を伸ばすように
赤ちゃんの運動発達は、首、腰、足と体の下の方へ進んでいきます。
成長とともに、自分で意識して手を動かせるようになり、興味のあるものには手を伸ばし、握って口に持っていきます。指しゃぶりだけでなく、自分の握りこぶしを口へ入れることも。 指しゃぶりをすることによって、赤ちゃんは安心するともいわれています。「指しゃぶり」を心配するママも多いかもしれませんが、これは大脳が発達してきた証なので、ぞんぶんにやらせてあげましょう。
また、いちだんと表情が豊かになり、あやしたり歌を歌ってあげるとご機嫌になり、「あー」や「うー」と声を出したり、ニッコリ笑ったりして可愛いさ倍増です。また、ひとりでおしゃべりして遊んだりします。
首がしっかりすわるまで、抱っこのときなどには赤ちゃんの頭をしっかり支えてあげましょう。
😄スキンシップ
- 授乳の時など、赤ちゃんの目を見つめ、やさしく話しかけてあげましょう。
- やさしく話しかけながら、ほっぺをつんつんしたり、おむつ替えの時やお風呂の後など、全身をやさしくマッサージ(手のひらでさする・なでる)してあげましょう。また、赤ちゃん自身の手で自分の頭やほっぺなどを触らせてあげましょう。
- 話しかけたり、歌を歌ってあげながら、お家の中をお散歩しましょう。
- 歌を歌ってあげたり、たくさん話しかけてママの声を聞かせてあげましょう。
- 「気持ちいいね」「大きくなあれ」など、赤ちゃんの目を見て語りかけ、やさしく触れあいながらスキンシップを楽しみましょう。
- 赤ちゃんが「あー」「うー」と声を出したら、「楽しいね」「ごきげんだね」など、やさしく応えて反応してあげましょう。
- お外へお散歩に行きましょう。外の空気・光・色々な音が刺激になり、赤ちゃんの心や体の発達を促します。

首すわり~寝返りができる頃の
ふれあい親子遊び・おもちゃ

カラフルなおもちゃ、音のでるおもちゃ、なんでも口に入れてしまうので、水洗いできるおもちゃなどがおすすめです。
いろいろな音や人の声に反応して、うれしそうな表情を見せたり、手足をバタバタさせたり、感情表現がますます豊かになってきます。話しかけたり抱っこしたり、赤ちゃんと一緒に遊びましょう。
ふれあい親子遊び
※ 赤ちゃんが嫌がるときはすぐにやめましょう!
- あおむけに寝たママのお腹の上に赤ちゃんを乗せて、赤ちゃんの体を両手で支えながら左右にゆ~らゆら。
- ほっぺや体をやさしくつんつんしたり、お腹やわき、あごの下や首、足の裏などをやさしくこちょこちょ~。
※くすぐりすぎないように! - 座布団や大きなタオルの上に赤ちゃんを寝かせ、ゆっくりとズルズルと引っぱってあげましょう。
※赤ちゃんが転げ落ちないように気をつけましょう! - 首すわりの状態を見ながら、赤ちゃんをあおむけに寝かせ、赤ちゃんの両腕(ひじから手首の間)を持ってゆっくり引き起こし、赤ちゃんが起き上がったら、目を合わせて笑顔で「ば~!」。その後は、またゆっくりと元のあおむけの体勢に戻します。
- 手やハンカチなどを使ってママの顔を隠して、「いないいないばあ」。
※赤ちゃんが楽しめるように、ゆっく~り「いな~い、いな~い、ばあっ!」と遊びましょう。 - 赤ちゃんを鏡の前に連れていき、「あれ?この子はだあれ?」などと話しかけながら、鏡に映った自分の姿を見せてあげましょう。
- 首がしっかりしてきて、赤ちゃんが自分で顔の向きを自由に変えることができるようになり、目の前のおもちゃなどに手を伸ばせるようになったら、ママのひざの上に座らせておすわりのための練習を楽しみながらしてみましょう。
※注意:赤ちゃんのわきの下・胸のあたり(胸骨)を支えてあげましょう。 - 足の力も強くなってきます。赤ちゃんをママのひざの上にのせて、両わきの下・胸のあたり(胸骨)を手で支えながら立たせると足を突っ張って、ぴょんぴょんと楽しそうに跳ねたりします。これがタッチの練習にもなります。


ベビージム・プレイマット
柔らかい素材でできているので、元気いっぱい手足をバタバタしても大丈夫。楽しく遊ばせてあげましょう。
がらがら・ラトル
がらがら・ラトルは、赤ちゃんの五感を刺激し、心身の健やかな成長を促す効果が期待できます。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみでお話しましょう。
「○○ちゃん、こんにちは」と声をかけて、ぬいぐるみで赤ちゃんのほっぺや手、お腹にやさしくチュッ♥
ローリーポリー・おきあがりこぼし
赤ちゃんを腹ばい(うつぶせ)にして、ママも赤ちゃんと同じ目線になり、声をかけたり音の出るガラガラやはっきりした色のおもちゃを振ったり、ローリーポリーを鳴らしたりして、楽しみながら赤ちゃんが自分で首を持ち上げる練習もかねて一緒に遊びましょう。
※ 注意
腹ばい(うつぶせ)にするときは、赤ちゃんの顔が埋もれないように!
固めの布団の上で顔を横向きにし、必ずママがそばにいて目を離さないようにしましょう。